太平洋側、日本海側で降水量の特徴が異なる理由は季節風にあります。 季節風とは、その名の通り季節によって吹く方向が変化する風です。 日本では夏に南東の風、冬に北西の風が吹きます。 「南東の風」とは、南東方向から吹いてくる風のことを言います。 8 июн. 2022 г.
なぜ日本海側は寒いのか?
その原因は、冬特有の北西季節風にあります。 大陸から冷たい北西季節風が吹くと、その風より温度が高い日本海からたくさんの水分が蒸気となって風に乗ります。 そして、日本列島の中央で連なる高い山にぶつかって上昇し、大量の雪雲となるのです。 この雪雲が日本海側の山間部や平野部で雪となって降り積もるのです。
日本海側の天気の特徴は?
〘名〙 本州の日本海側にみられる気候。 冬は雪が多く、夏は太平洋側より雨が少ないこと、春にフェーン現象がみられることなどが特徴。
日本海側の気候 なぜ?
日本海側と太平洋側の気候の違いは,季節風が関係しているほかに,山が多い日本の地形も関係しています。 冬の季節風は,シベリア(ユーラシア大陸)からの冷たく乾いた北西の風です。 この風が日本海を渡って日本に来るのですが,このとき日本海の湿気を大量に含んで雲が発生します。
なぜ日本海は荒れるのか?
一方で日本海側では、強い風が海から吹くので、ものすごく荒れた天気になります。 強い波も打ち寄せ、なかなか潜るどころではなくなります。 また、同時に、日本海側は暖流の対馬海流が流れていて、冬でも海水温が十数℃程度あり、上空で-50℃などという風がシベリアから吹いてくると、その温度差は70度近くにも達します。