なぜ湿度が高いと体感温度も高くなるのか しかしながら、湿度が高い場所にいると、空気中に水蒸気が多く含まれているため、新しい水分の蒸発が抑えられます。 つまり汗が乾きにくくなるため、熱が放出されず、体感温度も高くなるのです。
東京 湿気 なぜ?
日本の夏の湿度が高い理由は、太平洋高気圧の影響とのこと。 本来、日本は西から東へ吹く偏西風のエリアで、偏西風が山脈にぶつかり雨を降らし、山を越えた風は水分が減ってカラッとした風を吹かします。 これが冬、関東地方の湿度が低くなる理由で、このままであれば夏もカラッとしているはずなのですが…
湿度が高いとなぜ不快なのか?
汗は蒸発するときに身体から熱を奪い、体温を下げる働きをしますが、湿度が低いと汗が蒸発しやすくなるため寒く(涼しく)感じます。 一方で、湿度が高い環境では汗が蒸発しにくく、体温が下がりづらくなるため暑く(暖かく)感じるのです。
湿度 不快 何%?
また日本気象協会では「70未満・70~74・75~79・80~84・85以上」の5レベルで示していて、不快指数が80以上になるとほとんどの人が不快に感じるとしています。 上記の計算式によると、温度28℃で湿度85%の場合は80.387、温度30度で湿度65%の場合は80.610となります。
暑い時はどうすればいいの?
暑さを軽減するポイントとしては、大きく以下のようなことが挙げられます。1風や空気の流れを起こし、暑い空気を滞留させない2陰をつくる3気化熱を利用する4冷感素材などで身体を冷やす