日本に存在する8種の在来馬の中でも、時代を経て再び野生化した貴重な存在として唯一、国の天然記念物に指定されている都井岬の「御崎馬(みさきうま)」。 宮崎県の最南端・串間市にある都井岬は、550ヘクタールの広大な敷地で人間の手を借りずに生きる御崎馬の姿が見られる場所だ。
野生の馬はどこにいるのか?
野生の馬はどこにいる? ▲ 野生の馬がいる、その場所は・・・宮崎県の串間市にある都井岬(といのみさき・といみさき)。 地図でいうとここ。 宮崎県の最南端にあたる場所です。
馬 どこに住んでる?
馬(うま)がすんでいる家(いえ)は厩舎(きゅうしゃ)というんだよ。 厩舎には、馬房(ばぼう)という馬がいる場所(ばしょ)のほかに、エサを入(い)れておく飼料庫(しりょうこ)、調理場(ちょうりば)、馬具庫(ばぐこ)、水場(みずば)、廊下(ろうか)などがついているんだ。
都井岬 馬 いつから?
江戸時代前期の1697年、高鍋藩の秋月家が軍事に欠かせない馬の放牧を都井村御崎牧(現在の御崎牧場)の藩営牧場で始めたのが始まりとされる。 明治維新後の1874年、御崎牧場は組合員155名からなる御崎組合の共有牧場として払い下げられた。 1897年に明治政府は種牡馬検査法を公布。