ワックスだと勘違いされるぬるぬるの正体は、リンゴ自身が持つ「ロウ物質」です。 リンゴは成熟するにつれてリノール酸やオレイン酸などの脂肪酸が増え、皮に含まれるロウ物質を溶かし、保温や水を通さない役目をしています。 少し布で磨くとピッカピカに光り、特につがるやジョナゴールドは、熟すほどぬるぬるします。 1 окт. 2020 г.
りんごにワックスがついているのは何故?
なぜ、りんごの表面にろう物質の膜がつくられるのでしょうか? りんごの表面につくられるろう物質の膜には、水分の蒸発を抑えたり、病原菌の侵入を防いだりする重要な働きがあります。 この働きによって、果実の新鮮さを保っているのです。
りんごの表面が光っている現象を何と呼ぶ?
これは、残留農薬ではなく果粉(ブルーム)といわれるもので、りんご自身が作り出しているろう物質です。 ブルームは、雨や露などの水分をはじき病気を予防したり、また果実の水分の蒸発を防いで新鮮さを保つ働きがあります。
りんご ベタベタ 何?
りんごの表面がツルツルしたり、ベタベタするのはワックス(被膜剤)ではありません。 りんごは成熟するにつれてリノール酸やオレイン酸などの脂肪酸が増えてきます。 これが皮に含まれるロウ物質を溶かし、表皮に現れてくるため、ネトネトしたように状態になります。
りんごの皮 何?
このピカピカの正体は、りんご自体が持つ自然の「ろう物質(天然のワックス)」です。 これはパラフィンやアルコール、飽和脂肪酸でできていて、鮮度を保つためのものなので食べても安全です。