妊娠16週以降、37週未満の切迫流・早産の患者さんに使用可能です。 なお、妊娠16週未満の患者さんに関する安全性及び有効性は確立していないため(使用経験が少ない)、投与は禁忌です。
リトドリンの投与期間は?
塩酸リトドリンによる子宮筋収縮の抑制には、大別して2つの使用方法があります。 その一つは長期投与で、投与期間は一週間程度、またはそれ以上の長期間、投与を持続させるものです。
切迫早産 妊娠何週まで入院?
切迫早産の入院期間は、最短で1日、最長だと15週間程度(3〜4ヶ月)となります。 念のために1日だけ入院するケースもあれば、安全に出産できる週数になるまで長期間入院するケースもあります。 切迫早産とは「早産の危険性が高い状態」のことをいいます。
リトドリンの胎児への影響は?
胎児に頻脈,不整脈があらわれることがある. また,新生児に腸閉塞,頻脈,低血糖症があらわれることがある. 本剤投与中,血糖値の急激な上昇や糖尿病の悪化から,糖尿病性ケトアシドーシスがあらわれることがある. 糖尿病性ケトアシドーシスに至ると母体と胎児の生命を脅かすことがある.
リトドリンの週数は?
本剤は,妊娠35週以下又は推定胎児体重2500g未満の切迫流・早産に使用することが望ましい。 本剤の臨床適用は切迫流・早産であるが,妊娠16週未満の症例に関する安全性及び有効性は確立していないので,投与しないこと(使用経験が少ない)。