点滴治療として、子宮収縮抑制薬の「塩酸リトドリン」が使用される場合があります。 実はこの薬は、欧米では基本的に2日間以内の投与しかしていません。 なぜなら、それ以上投与しても、早産を遅らせる効果が証明されていないからです。 最近では日本でも、何週間にも渡る長期間の投与を行わない方針としている病院が増えてきています。
切迫早産 点滴 何時間?
切迫早産治療における子宮収縮薬抑制薬の効果は、48時間に限定されるという医学的証拠により、欧米では児の成熟を促す48時間に限定して子宮収縮抑制薬を点滴投与する治療が行われています。
リトドリン点滴 いつまで使える?
塩酸リトドリン持続点滴の妊娠延長効果は48時間までとされており(1),日本独特の低用量での長期持続投与にはエビデンスがないのは周知のとおりである.
リトドリンの投与期間は?
塩酸リトドリンによる子宮筋収縮の抑制には、大別して2つの使用方法があります。 その一つは長期投与で、投与期間は一週間程度、またはそれ以上の長期間、投与を持続させるものです。
マグセント 点滴いつまでつかえる?
7.2 本剤の投与は48時間を原則とし、継続して投与する場合は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合に限って投与することとし、漫然とした投与は行わないこと5)6)。