関節リウマチとは、関節が炎症を起こし、軟骨や骨が破壊されて関節の機能が損なわれ、放っておくと関節が変形してしまう病気です。 腫れや激しい痛みを伴い、関節を動かさなくても痛みが生じるのが、他の関節の病気と異なる点です。 手足の関節で起こりやすく、左右の関節で同時に症状が生じやすいことも特徴です。
リウマチ 初期症状 どこから?
関節リウマチの症状は、朝起きてから30分以内くらいに最も出やすく、日中や夜は落ち着くのが特徴です。 その意味で、朝の身支度や朝食の準備などは初期症状に気づくことができるかもしれません。 関節リウマチは女性に多く、痛みや腫れの症状は手指の第2関節に出るのが典型的で、左右対称になりやすいことが知られています。
どんな人がリュウマチになる?
高血圧や糖尿病のようになりやすい体質は遺伝しますが、リウマチを発症するには他の環境因子が大きな働きをしています。 例えば、遺伝子が全く同じな一卵性双生児でも2人ともリウマチになる確率は約15%です。 また、家族内発症は通常の3.6倍なりやすいと報告されています。
慢性リウマチの症状は?
主な症状は、関節の痛み、腫れ、朝のこわばりなどです。 手足の指、手首に症状を認めることが多いですが、肘、肩、膝、足首などにもみられます。 症状は左右対称に複数の関節に出ることが多いですが、片側のみや、少数の関節にしか出ないこともあります。 手指の第一関節は稀で、その場合は変形性関節症などを疑います。
手リウマチの初期症状は?
関節リウマチでみられる初期症状について手や足の指、肘や膝など比較的小さい関節の痛み朝の手のこわばり関節が腫れる関節が変形する微熱が続く、だるい、首や脇のリンパ節が腫れるコブができる最後に