なぜ繰り返し起こすことがあるのですか? 溶連菌による咽頭炎を発症した児の10~20%が1年以内に再発します。 1ヶ月以内の再発の90%は非除菌による再燃と考えられています。
何回も溶連菌?
小児の病気の中には、ウイルス感染症で一回かかると終生免疫ができて二度とかからないものが多いのですが、ご質問の溶連菌感染症は、正式には「A群β溶血連鎖球菌」という細菌による感染症であり、終生免疫はできませんので、何回もかかる可能性があります。 また、子どもから親にうつってしまうケースも見られます。
溶連菌 繰り返す 大人なぜ?
通常、感染症には一度感染・発症すると耐性ができてかかりにくくなるとされますが、溶連菌感染症では同じ人が繰り返し感染・発症するケースがあります。 この原因として、一度溶連菌感染症から回復した人の近くに、感染を自覚しない保菌者がいる可能性が考えられます。
溶連菌なぜ再発する?
溶連菌はしばしば再発、再感染を起こします。 原因として、①前回とは異なる抗原型の溶連菌である場合、②前回の治療(除菌)が不十分だった場合、③家族内や学校・幼保育園に保菌者がいる場合が考えられます。
溶連菌 抗生剤 1日何回?
また、この抗生剤は必ず1日3回内服、と決まっているので、お昼に飲むことが義務です。 学校、幼稚園、保育園には行って良いですが、お昼に薬を飲ませてもらわないといけません。