絨毛膜下血腫は妊娠初期に発症し、ほとんどの場合は妊娠中期までに自然消滅します。 出血の量は、血腫ができる場所が影響し、子宮口近くに血腫ができると出血量が多くなります。 18 июн. 2019 г.
絨毛膜下血腫 なぜできる?
受精卵は子宮内膜に付着すると、絨毛組織を内膜に伸ばして、胎盤をつくり始めます。 そのとき、子宮内膜の血管が壊されるので、出血が起き、血腫ができることがあります。 その血が子宮の外に出てくるとママにもわかり、出血したときに出るプロスタグランジンという物質がおなかの張りや腹痛を起こします。
絨毛膜下血腫 何日?
その際にできた血の塊が絨毛膜下血腫です。 少量の出血なら子宮に吸収されますが、量が多いと腟の外にまで漏れ出てくることがあります。 大量の出血でも4~7日ほどで止まります。
絨毛膜下血腫の対応は?
基本的には、安静にして血腫が大きくならないようにし、また、子宮の収縮があれば子宮収縮抑制剤を、炎症があれば抗菌剤を投与されます。 いま、3cmほどの血腫で大きさは変わらず、出血もないとのことですので、このまま自然に血腫が吸収されていくのを経過観察している状況と考えます。
絨毛膜下血腫 何週間?
絨毛膜下血腫は6~15週の妊娠初期に見られ、初期胎盤の辺縁の一部がはがれて血液がたまったものです。 切迫流産の11~18%に見られます。 絨毛膜下血腫の大部分は、妊娠17週くらいまでに自然に吸収され、消失していきます。 ただし大きい血腫の場合、流早産を起こしやすくなります。