第95回 午前24問. 仙骨部にある褥瘡のケアで適切なのはどれか。 1. 仙骨部への円座使用; 2. 褥瘡部のマッサージ; 3. 45度半坐位の保持; 4. 体圧分散寝具の使用.
褥瘡予防につながるケアはどれか?
褥瘡を予防するため、体の向きや姿勢を変えたり 褥瘡予防寝具を用いたりして、体にかかる力を 分散させましょう。 同じ体位で長時間寝ていると、身体の一部に集中的 に圧力が加わってしまいます。 そのため、身体に負荷 がかかる時間を短くし、皮膚にかかる力を分散させた 姿勢を保つことが重要です。
座位時の褥瘡予防で有効なのはどれか?
坐位での褥瘡予防にはプッシュアップ動作(腕立て伏 せの要領で、腕をつかって殿部を浮かせる動作)が有効である。
褥瘡が発生しやすい部位で正しいのはどれか?
これを調査結果で見てみましょう。 日本褥瘡学会が行った2013年の実態調査では、一般病院における褥瘡発生部位の順番は、①仙骨部(47.2%)、②その他(16.4%)、③尾骨部(16.0%)、④踵骨部(12.4%)、⑤大転子部(10.7%)、⑥坐骨結節部(5.9%)、⑦腸骨稜部(5.3%)となっています。
褥瘡で正しいのはどれか 円座?
円座を用いることで皮膚が引っ張られ、接触する部分の血行が悪くなり褥瘡を悪化させるため、円座は使用しないよう指導することが正しい。