乳児湿疹とは、生後2週~2か月頃に多く見られる湿疹のことで、顔・首・頭皮を中心に発症します。 湿疹は、赤いポツポツしたもの、黄色いかさぶたやフケのようなもので覆われているもの、膿の流出があるものなどさまざまな形状で現れます。
乳児湿疹 ピークはいつ?
・乳児湿疹は生後3~5ヵ月がピークです。 ・乳児湿疹は冬から春に悪化しやすいです。 乾燥にとても弱いのです。 夏~秋生まれの赤ちゃんは冬~春に3~5ヵ月のピークを迎えますので特に強く出やすいです。
新生児の湿疹はいつから?
乳児湿疹は生後2週間ごろから起こりうるものですが、いつまで続くのかは赤ちゃんによって様々です。 生後2-3か月頃までは皮脂が多く分泌されることによる湿疹、その後は乾燥による湿疹、と様子を変えて長く続くこともあります。
乳児湿疹 何歳まで?
乳児期の湿疹は1、2歳になるころに、自然と落ち着くこともありますが、幼児期、学童期などにも湿疹が継続する場合はアトピー性皮膚炎への移行が考えられます。
新生児 乳児湿疹 いつ治る?
乳児脂漏性湿疹は、患部をよく洗って清潔に保つことで、生後8~12 か月ごろまでには自然に治ります。 基本的には積極的な治療は不要ですが、赤みやかゆみなどの炎症を伴う場合、症状が長引いている場合は外用薬による治療が必要です。