貧血になると、頭が痛い・重い、めまいがする、息切れがするといった症状があらわれることがあります。 また、お産後の回復が遅くなる、母乳が出づらくなるなどの原因にもなります。
妊婦 貧血になるとどうなる？
妊娠中に鉄欠乏になってしまうと貧血を引き起こすだけでなく、赤ちゃんの発育不足や早産といった影響を及ぼすリスクもあります。 妊娠中は、赤ちゃんが成長するために鉄分が多く失われていきます。 また、出産でも血液を失い、貧血を重症化させ産後うつになる可能性があります。
産褥期 貧血 なぜ？
このように、妊娠中と産後は赤ちゃんの成長のために母体から多くの鉄が失われ、鉄分欠乏や貧血になりやすい状態です。 その結果、半数の妊婦は貧血になると報告されています。 また産後うつの発症は10人に一人の割合との報告もあり、貧血と密接な関係があります。
妊娠貧血 なぜ起こる？
なぜ妊娠中は貧血になりやすいのかというと、妊婦さんはヘモグロビンの生成に関わる鉄分の多くをお腹の赤ちゃんに吸収されてしまうからです。 鉄分の吸収は赤ちゃんの成長にとっても不可欠なことであり、そのため割合でみると妊娠中の4人に1人の女性が貧血に悩まされやすいとされています。
授乳中 貧血 いつまで？
授乳は、貧血の進行を加速させます。 きちんと鉄の摂取をしていれば、1ヶ月程度で回復する場合が多いです。
