おっぱいをあげている時期の乳腺炎は、ふつうは1、2日で治ります。 ただし、症状がつらい場合や、症状が治まってもしこりが消えない場合は、別の病気が同時に起こっている可能性があるので、病院を受診してください。
乳腺炎 何時間でなる?
授乳の間隔が3時間以上空いてしまうと、作られた乳汁がうっ滞して、乳腺炎を起こしやすくなります。 前の授乳から3時間以内を目安に、こまめに授乳するようにしましょう。 回数を多く授乳している内に治る場合もあります。
乳腺炎の好発時期は?
乳腺炎の発症時期は、産褥2~3週から産褥12週以内が最も多いが、授乳中であればいつでも感染・発症する可能性がある。
乳腺炎の種類は?
乳腺炎には、「急性」と「慢性」の2種類あります。 まず「急性」の乳腺炎は、主に産後に起こる症状で母乳が乳腺内に溜まってしまうことで起こる「うっ滞性乳腺炎」と乳管から細菌に感染してしまい、乳房の腫れや痛み・発熱を起こす「急性化膿性乳腺炎」が考えられます。
乳腺炎の症状は?
引き起こされる症状としては、乳房全体の腫れや赤み、痛み、熱感、しこりなどがあります。 授乳中に痛みをともないますが、授乳をやめるとさらに乳汁がたまって痛みが増すとされています。 乳管や乳頭にできた傷から細菌(連鎖球菌や黄色ブドウ球菌など)が感染して炎症が起こります。 急性うっ滞性乳腺炎が誘因になることもあります。