厚生労働科学研究費補助金(長寿科学総合研究推進事業)「若年性認知症の実態と対応の基盤整備に関する研究」(2006年度~2008年度調査)によると、若年性認知症の原因疾患には、血管性認知症(39.8%)、アルツハイマー病(25.4%)、頭部外傷後遺症(7.7%)、前頭側頭葉変性症(3.7%)、アルコール性認知症(3.5% . 9 июл. 2021 г.
若年性認知症 何%?
若年性認知症とは、従来から言われてきた40歳から64歳に発症した初老期認知症に、18歳から39歳までに発症した若年期認知症を加えた認知症の総称です。 若年性認知症という独立した病気があるわけでなく、発症年齢で区分した概念であるため、認知症を引き起こしている原因はさまざまで病理学的にもいろいろな疾患を含んでいます。
若年性認知症の基礎疾患は?
(4) 基礎疾患としては、脳血管性認知症(39.8%)、アルツハイマー病(25.4%)、頭部外傷後遺症(7.7%)、前頭側頭葉変性症(3.7%)、アルコール性認知症(3.5%)、レビー小体型認知症(3.0%)の順であった。
若年性認知症の前兆は?
初期では頭痛やめまい、不眠がみられます。 また、不安感や自発性の低下、抑うつ状態にもなります。 本人も気づかないことが多く、仕事でのストレスやうつ病と間違えやすいので注意が必要です。 発症すると自己中心的になったり、前より頑固になったり、他人への配慮がなくなります。
初老期認知症の症状は?
はじめは物忘れ(記憶障害)、日時や場所の認識ができない(見当識障害)、手順や計画が必要なことができない(実行機能障害)などの症状が見られます。 進行すると服の着脱などの簡単な生活動作が難しくなり、5〜10年ほどで会話や身の回りのことができなくなって介護が必要となります。