歴史 日本では1949年からジフテリアトキソイドの予防接種が行われ、1958年からは百日咳を加えた二種混合ワクチン (DP)、1964年からは一部自治体、1968年からは全国で、破傷風トキソイドを加えた三種混合ワクチン (DPT) が小児に定期接種として開始されました。
3種混合ワクチン いつから始まった?
1981年に三種混合ワクチンが導入されてから、近年では国内の患者発生数は年間0人が続いていますが、海外からジフテリア菌が持ち込まれる危険性もあることから今後も一定レベルの免疫の維持が必要です。
4種混合ワクチン いつから始まった?
2012年11月より、3種混合ワクチン(DPT)と不活化ポリオワクチン(IPV)を混合した4種混合ワクチン(DPT-IPV)が定期接種に導入されました。 4種混合ワクチンは、ジフテリア、百日せき、破傷風及びポリオ(急性灰白髄炎)を予防するワクチンです。
3種混合ワクチンの種類は?
三種混合(DPT)ワクチンはジフテリア、百日咳、そして破傷風の発症を予防します。 この3つに加えてポリオも同時に予防する四種混合(DPT-IPV)ワクチンは、現在定期接種となっています。
3種混合ワクチン 何回?
ジフテリア・破傷風・百日咳三種混合ワクチン(DPT三種混合ワクチン)の接種スケジュールは、生後3ヶ月以降から接種を開始し、3週間から8週間の間隔をあけて3回接種します(第1期接種)。 更に3回目の接種後、1年後から1年6ヶ月後までの間に4回目の接種(第1期追加)を受けるように定められています。