胸に鳴管という声をつくる器官がある インコにとって「声」はもともと、仲間との重要なコミュニケーションの手段。 自分の状況や気持ちを、動作と声で伝えている。 遠くから仲間に呼びかけるのも声だ。 人間と暮らし始めたインコはすぐに、人間も自分たちと同じように声でコミュニケーションしていることに気づく。
九官鳥はなぜしゃべる?
人のことばをまねすることで有名なのは、オウムやインコ、九官鳥などといった鳥のなかまです。 これらの鳥が話せるのは、むねにある鳴管という声を出すところと舌が大きく発達しているためです。
セキセイインコ なぜ鳴く?
セキセイインコが怒ったとき、威嚇しているときや、興奮したり、恐怖を感じたときにはとても大きな声で「ギャギャ」といった鳴き声を出します。 とくに怒りや不安が強いときは、「ギャギャギャ・・・」と長時間鳴くことがあるようです。 とてもうるさく、飼い主にとっても不快なのですが、気分を逆なでしないようにしてあげることが大切です。
インコ 声真似 なぜ?
インコと人間の形は全然がちがうけども、人間に飼われるインコはあまり自分と同じインコの仲間を見たことがないから、小さいときから人間ばかり見てるから、「人間が自分の仲間だ」と思ってしまうの。 インコは「自分は人間だ」と思ってしまうんやろね。 だから、仲間の人間に対していろんなことをお知らせしたり、お話ししようとするわけ。
ヨウム 声真似 なぜ?
それは彼らが子どものとき、親や群れのリーダー的な鳥から種固有の歌声を聞いて学び、それを真似するからです。 そのため、幼鳥を親から隔離しておくと、異常な歌を発するようになります。 つまり、声の擬態とは、歌う種族である鳥類たちの社会性の一部であり、そのため彼らは生来、音を聞いて真似る能力に優れているのです。