ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「上顎洞」の解説 鼻腔に通じる大きい不規則形の開口部 (上顎洞裂孔) があるが,口蓋骨の鉛直板,下鼻甲介などによって一部がふさがれ,細長い管となって半月裂孔を経て中鼻道に開いている。
上顎洞 どこに開く?
4.上顎洞は中鼻道に開く。
副鼻腔はどこに開口しているか?
頭蓋骨の中の空洞で、鼻腔と交通しているものを副鼻腔という。 前頭洞・上顎洞・篩骨洞・蝶形骨洞からなる。 前の3者は中鼻道に開口する(篩骨洞の後部は上鼻道に開口する)。
上顎洞とはどこ?
上顎洞(じょうがくどう)は副鼻腔のなかで最大の空洞で鼻腔の外下方に位置し、この上顎洞に発生した悪性腫瘍を上顎洞がんと呼びます。 上顎洞がんは、胃がんや子宮がんなどに比べるとずっと少なく、かつては耳鼻咽喉科領域の悪性腫瘍の約1/4を占めていましたが、副鼻腔炎の減少とともに上顎洞がんは減ってきています。
鼻涙管 どこに開く?
鼻涙管【びるいかん】 内眼角(目がしら)の深部にあって,涙嚢から下方に進み上顎骨の中を通って鼻腔の下鼻道に開く管。