副鼻腔(ふくびこう 医学用語:ふくびくう 英語:paranasal sinuses)とは、鼻腔に隣接した骨内に作られた空洞であり、ヒトでは頬骨の直下にある上顎洞、眉骨より上の額の直下にある前頭洞、篩骨迷路の奥にある篩骨洞、蝶形骨の内部にある蝶形骨洞の4つがある。
副鼻腔はどこにある?
鼻腔周囲の顔の骨には副鼻腔という空洞があり、鼻腔と交通しています。 副鼻腔は、額の裏側にある前頭洞(ぜんとうどう)、両眼の間にある篩骨洞(しこつどう)、頬の裏側にある上顎洞(じょうがくどう)、鼻の奥のほうにある蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)と名前がついていて、それぞれ左右一対あります。
篩骨洞 どこ?
しこつ‐どう【×篩骨洞】 鼻の上部、左右の目の間に位置する篩骨の内部にある空洞。 副鼻腔 ふくびくう の一つ。 目と 鼻梁 びりょう の間に位置する。
前頭洞 どこ?
前頭洞(ぜんとうどう)は、前頭骨にある空洞で、眉弓の後方に位置する副鼻腔の一つ。 粘膜で覆われている。 副鼻腔の発生は胎児の時から始まるが、上顎洞と篩骨洞のみが出生時に存在しており、前頭洞は存在しない。
鼻の骨 どこ?
鼻骨(びこつ、英名:nasal bone 、羅名:os nasale)は、頭蓋骨にある皮骨性由来の骨である。 頭蓋内での鼻骨の位置。 ヒトの鼻骨は鼻腔を上前方から覆う骨で、左右に1対あり、眉間の直下に位置する。