上顎前方けん引装置の治療期間 8,9歳頃までがこの装置の使用期間になります。 上あごの成長はそのころになるとスローペースになります。 成長を引き出しても反応が悪くなり、装置の効果がほとんどなくなってきます。
上顎成長 何歳まで?
図を見ると、上顎の成長は、下顎より先に起こります。 しかも、上顎の成長のピークは5歳です。 そして、10歳にはほぼ完了してしまいます。
チンキャップ 何歳まで?
チンキャップ 上あごの成長は11才までには終了しますが、この時点ではまだ下あごの成長は残っていると考えられます。 11才を過ぎた子どもさんの場合には、チンキャップという下あごの成長抑制装置を使うこともあります。 1日10時間程度装着していただくことで下あごが前に出ないように下あごの成長を抑制します。
しゃくれ 何歳?
5〜6歳から使用となります。
受け口 治療 何歳から?
上顎の成長は、10歳まででほぼ成長がストップします。 そのため、受け口の治療では前歯の永久歯が生え変わり始める6歳から10歳までの間に受け口の治療を開始することをおすすめしております。 この期間であれば、矯正で歯並びに影響する「舌」の運動を正しくさせることにより、より自然に顎の成長を促してあげることが可能となります。