上皮小体じょうひしょうたい 米粒かアズキぐらいの小さな内分泌腺で,のどにある甲状腺の後外側に,左右2個ずつ計4個あり,パラトルモン (上皮小体ホルモン,副甲状腺ホルモン) を分泌する。 このホルモンにはカルシウムとリンの代謝を調節する働きがある。
上皮小体ホルモンの働きは?
上皮小体ホルモンのことをPTH(ピー・ティー・エイチ)と言います。 このPTHの働きは二つです。 一つは血液中のカルシウムを上げること、もう一つは血液中のリンを下げることです。 上皮小体(副甲状腺)は血液中のカルシウムの値を監視しています。
パラトルモン どこから?
パラトルモン(parathormone)(パラソルモン)とは副甲状腺(上皮小体)から分泌される84アミノ酸から構成されるポリペプチドホルモンである。 副甲状腺ホルモン(parathyroid hormone, PTH)、上皮小体ホルモンとも呼ばれる。
PTH どこから?
副甲状腺ホルモン(PTH)は、副甲状腺から分泌されるホルモンで、血液中のカルシウム濃度が低下すると分泌され、骨に含まれるカルシウムを血液中へ放出させ、腎臓に作用してリンの再吸収を抑制し、カルシウムの再吸収を促します。
ホルモン どこから出る?
ホルモンはからだの中の内分泌腺(ないぶんぴつせん)というところで作られています。 内分泌腺には、脳下垂体(のうかすいたい)、甲状腺(こうじょうせん)、副甲状腺、副じん、すい臓、生殖腺(せいしょくせん)などがあり、それぞれにちがったはたらきのホルモンが作られています。