甲状腺から分泌されるホルモンには、甲状腺ホルモン以外にも存在します。 それが「カルシトニン」というホルモンです。 甲状腺濾胞同士の間には「濾胞傍細胞」、または「C細胞」と呼ばれる細胞があり、カルシトニンはそこから分泌されます。
カルシトニン いつ分泌?
コロイド T3、T4 Page 6 75 2)カルシトニン( CT ) (1)甲状腺濾胞間細胞(傍濾胞細胞:C細胞)から分泌 ・食後の血中 Ca 増加によって分泌され、血中 Ca 濃度を下げる ・骨へのリン酸 Ca の沈着を促進させ、血中 Ca イオンを低下 ・エストロゲンは破骨細胞の骨吸収を抑制 → 閉経後の分泌低下 ...
パラソルモンはどこから分泌される?
副甲状腺から分泌されるホルモン。 血液中のカルシウム濃度を一定に保つために、骨の構成成分であるリン酸とカルシウムを、骨から溶出させる。 また、腎臓でのビタミンD活性化を促進させて、腸管からのカルシウム吸収を促進する。
トリヨードサイロニンの分泌場所は?
甲状腺は、咽頭下部から気管上部を覆うように位置する蝶形の器官です(図1)。 甲状腺から分泌されるホルモンには、すべての細胞で基礎代謝や、糖質、タンパク質、脂質代謝を亢進させる働きのあるサイロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)があります。
カルシトニンの働きは?
カルシトニン(CT)は、甲状腺のC細胞で産生されるペプチドホルモンである。 副甲状腺ホルモンとともにカルシウムの調節や腎での無機リン排泄促進による血清リン濃度低下、 破骨細胞の骨吸収を抑制し骨カルシウム含有量を保持する働きがある。 甲状腺髄様癌などで高値となることから診断に用いられる。