急性上気道炎、いわゆる風邪は、鼻からのどに炎症を起こす病気です。 そのことからも、鼻、のどの構造や性質、またその病態をよく知っている耳鼻咽喉科を受診することが、より適切な治療を受けられることにつながることがお分かりかと思います。
上気道炎 何日?
・上気道炎の80~90%はウイルス感染症であり、ほとんどは10~14日以内で自然に治療し、軽症に経過する限り治療の必要は無い1)。
上気道炎 熱 いつまで?
急性上気道炎、いわゆるかぜです。 経過はのどのイガイガ感、痛みや鼻水からはじまり、発熱(微熱のことが多い)、全身のだるさが出現しますが、3日ぐらいでそれらの症状は治まってきますが、かわりに鼻汁が黄色くなったり、痰が黄色くなったりしてきます。 1週間程度で治癒していきます。
咳が続く 何科を受診?
咳が止まらない場合は、内科や耳鼻いんこう科、呼吸器内科を受診しましょう。
喘息は何科を受診?
気管支喘息は、基本的に呼吸器内科で診療を行います。 また、気管支喘息はアレルギー疾患のひとつでもあり、アレルギーに関する検査を行うこともあるため、アレルギー科でも診療してもらうことができます。