少子化の問題を専門的に研究するには、「社会学」系の学部に進むことをおすすめする。 「社会学」は、世の中で起きているさまざまな現象を取り上げ、数値データの解析やアンケート調査などを行って科学的に原因を解明する学問領域だ。
少子高齢化とはどういう意味ですか?
少子高齢化(ショウシコウレイカ) 「少子高齢化」とは、少子化と高齢化が同時に進行することで、人口の年齢構成において若年層の比率が低下し、高齢者層の比率が増加する現象のこと。
少子高齢化が起こるとどうなる?
少子高齢化が進むことで、年金などの社会保障への現役世代の負担が増大することも大きな問題となっています。 もし現状のまま推移すると、労働者の手取り所得は減少に転じるという厳しい予測もあり、少子化を解消しなければ日本経済全体に大きな影響を与えるでしょう。
少子高齢化社会とはどんな社会?
日本の高齢化率は、平成25年版高齢社会白書によると、65歳以上人口は3000万人を超え、平成24年10月1日現在、24.1%であり、「超高齢社会」となっている。 また、極端な出生率の低下による子ども数の減少が加わり、近年では「少子高齢社会」という呼び方がされている。
少子高齢化 いつから言われた?
「少子化」という言葉がひんぱんに使われるようになったのは、この国民生活白書以降とみられるが、そもそも出生率の低下が社会的な関心を集め、政策課題として取り上げられるようになったのは、1990(平成2)年のいわゆる「1.57ショック」からである。