神経損傷 指神経はそれぞれの指の左右に一本ずつあります。 神経が切れると指の触った感覚がなくなり、細かい動作がしにくくなります。 異常感覚が生じると指が使えなくなることもあり、重大なけがといえます。
神経が傷ついたらどうなる?
神経が損傷すると、もちろん侵害受容性疼痛と同じメカニズムが働きますが、この場合は神経自体で炎症が起きますからそれだけでも激しい痛みが起きます。 通常のケガでも、綺麗に治る場合もあれば、なぜかいつまでも直りが悪かったり、傷が瘢痕化してしまったりする事があります。
神経損傷どれくらいで治る?
神経縫合は縫合 部位から1日1mmの速度で神経が再生するため指先から10cm離れた部位のケガでは回復に 約100日を要します。 手術後は副子などで手や指を約3週間固定します。
腕の神経切れたらどうなる?
オートバイ走行中の転倒、スキーなど高速滑走のスポーツでの転倒、機械に腕が巻き込まれた後などで、上肢のしびれ、肩の挙上や肘の屈曲ができなくなったり、時には手指も全く動かなくなったりします。
神経損傷の症状は?
主な症状は、それぞれ以下になります。 ・運動神経の障害:手足の筋力が低下したり、筋肉が痩せてきたりする。 ・感覚神経の障害:しびれや痛みが生じたり、逆に感覚が鈍くなったり、消失したりする。 ・自律神経の障害:手足の発汗障害や異常知覚などがみられる。