神経が切れると指の触った感覚がなくなり、細かい動作がしにくくなります。 異常感覚が生じると指が使えなくなることもあり、重大なけがといえます。 小さな傷でも神経が切れている事があります。
神経が傷ついたらどうなる?
神経が損傷すると、もちろん侵害受容性疼痛と同じメカニズムが働きますが、この場合は神経自体で炎症が起きますからそれだけでも激しい痛みが起きます。 通常のケガでも、綺麗に治る場合もあれば、なぜかいつまでも直りが悪かったり、傷が瘢痕化してしまったりする事があります。
神経が切れるとどうなる 指先?
ケガした部位より末端 (指先方向) が麻痺するので、ケガが肘に近いほど障害の程度 が大きくなります。 指の神経損傷では指は動きますが、 前腕での神経損傷では指も動かなく なることがあります。 手指に感覚障害があれば神経は損傷しています。 神経と同時に、 腱や血管も傷ついているこ とがあり注意深い診察が必要となります。
神経損傷どれくらいで治る?
2.神経の信号を伝える働きのある、軸の部分の連続性が切れていても、その軸を包んでいる鞘の連続性が残っている場合があります。 この様に、神経が部分的につながっている場合は、1日に約1㎜メートルの割合で、自然に回復することが多くあります。 打撲や骨折による場合では、この様な部分的損傷がよくみられます。
神経損傷の症状は?
主な症状は、それぞれ以下になります。 ・運動神経の障害:手足の筋力が低下したり、筋肉が痩せてきたりする。 ・感覚神経の障害:しびれや痛みが生じたり、逆に感覚が鈍くなったり、消失したりする。 ・自律神経の障害:手足の発汗障害や異常知覚などがみられる。