神経が切れると指の触った感覚がなくなり、細かい動作がしにくくなります。 異常感覚が生じると指が使えなくなることもあり、重大なけがといえます。 小さな傷でも神経が切れている事があります。
指の神経切れるとどうなる?
前腕、手、指に切り傷を受けて末梢神経が損傷した場合、手指の感覚障害、運動障害が生じ ます。 ケガした部位より末端(指先方向)が麻痺するので、ケガが肘に近いほど障害の程度 が大きくなります。 指の神経損傷では指は動きますが、前腕での神経損傷では指も動かなく なることがあります。
腕の神経切れたらどうなる?
オートバイ走行中の転倒、スキーなど高速滑走のスポーツでの転倒、機械に腕が巻き込まれた後などで、上肢のしびれ、肩の挙上や肘の屈曲ができなくなったり、時には手指も全く動かなくなったりします。
神経が切れるとどうなる 足?
足の甲の一部分が触っても少々鈍いところが生じます。 ただ、神経が真ふたつに切れていると、切れている端っこ(膝に近い方の切れ端)から神経がわずかに伸びて小さなコブを作ります。 このコブにあたるとびっくりするほど痛いことがあります。 このような場合には切れた端っこ同士を手術でつなぐこともあります。
神経障害性疼痛 どうなる?
神経障害性疼痛は文字通り神経自体が損傷して起きる痛みです。 神経が損傷すると、もちろん侵害受容性疼痛と同じメカニズムが働きますが、この場合は神経自体で炎症が起きますからそれだけでも激しい痛みが起きます。 通常のケガでも、綺麗に治る場合もあれば、なぜかいつまでも直りが悪かったり、傷が瘢痕化してしまったりする事があります。