無理な運動をしたり、車の運転やデスクワークで長時間うつむいた姿勢をとったりすると、首や肩の筋肉が疲れて硬くこわばり、血行が悪くなります。 そして、その状態が続くと筋肉はさらに硬直して、末梢神経を圧迫したり、ダメージを与えたりするようになり、痛みやしびれが生じてきます。
神経が圧迫されるとどうなる?
圧迫部位が神経根だと腰から脚にかけての痛み、馬尾だと両脚の広い範囲のしびれや脱力感、脚や会陰部の異常感覚、頻尿や便秘などの排尿・排便障害といった症状が出ます。 特徴的な症状として、間欠性跛行(はこう)があります。 長時間連続で歩くと、脚に痛みが走ったり、ふくらはぎが重く脚が前に進まなくなったりします。
神経根圧迫の症状は?
頚椎症性神経根症では、脊髄から外へ出てきた神経根という神経が圧迫されるために、手のしびれ、手の痛み、 頚 くび から肩、腕、指先にかけてのしびれや痛み、そして、手の指が動かしにくいなどといった、上肢や手指の麻痺の症状が出てきます。
神経圧迫の回復期間は?
圧迫による神経障害障害は一晩、回復は早くて三ヶ月!
脊髄圧迫の原因は?
脊髄の圧迫は、骨、血液(血腫)、膿(膿瘍)、腫瘍(良性または悪性)、椎間板の破裂または椎間板ヘルニアなどが原因で起こります。 症状としては、背部痛、異常な感覚、筋力低下、排尿障害、排便障害などがみられ、軽度の場合もあれば重度の場合もあります。