腎臓病は、腎臓の糸球体や尿細管が冒されることで、腎臓の働きが悪くなる病気です。 腎臓病にはさまざまな種類があり、それぞれの原因や症状も異なります。 腎臓の機能はいちど失われると、回復することがない場合が多く慢性腎不全といわれる病態になります(急性腎不全の場合は機能が回復することもあります)。
腎臓の病気の種類は?
おもな腎臓病には次のようなものがあります。11. 原発性糸球体疾患(腎炎) ... 22. 続発性糸球体疾患(腎炎) ... 3ネフローゼ症候群 ... 4急性腎障害(acute kidney injury:AKI) ... 55. 慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD) ... 6慢性腎不全
腎臓病の原因は何ですか?
発症には、「糖尿病」と「高血圧」が最も大きく影響します。 また、肥満、メタボリックシンドローム、脂質異常症、高尿酸血症も影響します。 つまり、食べ過ぎや運動不足といった長年の生活習慣が原因になることが多いのです。 さらに加齢と喫煙も影響します。
腎臓病の病気はどんな症状があるのか?
腎臓病の代表的な症状は、タンパク尿、血尿、むくみ(浮腫)、高血圧、尿量の変化などですが、初期段階ではほとんど自覚症状がなく、検査してはじめて分かる場合が多いです。 腎臓病が進行して腎臓の働きが低下した状態を腎不全といい、回復する場合がある急性腎不全と回復する見込みのない慢性腎不全に大別されます。
腎臓内科 どんな病気?
慢性糸球体腎炎、急性糸球体腎炎、高血圧、慢性腎不全、急性腎不全、ネフローゼ症候群、膠原病、遺伝性腎疾患、水・電解質異常、尿細管間質性腎炎、血管炎、その他の全身疾患に伴う腎疾患、透析困難症や透析患者の合併症などです。