女性のカラダは約1ヵ月に1回、卵巣から卵子を排出します(排卵)。 また、それに合わせて子宮内膜を厚くし、受け入れ態勢を整えて受精卵を待ちます。 ところが、卵子が受精しなかった場合は準備した子宮内膜がいらなくなり、はがれて体外に排出されます。 これが生理です。
生理 いつごろくる?
だいたい10歳から14歳までです。 初めての月経発来には、体重やBMIが関与し、体格の良い女子の方が早く迎える傾向があります。 満15歳になっても初経が認められない場合は、専門医への受診を勧めましょう。
生理 ひどいのは何日目?
子宮を収縮させる働きをしているのが、子宮内膜が産生する「プロスタグランジン」という物質です。 プロスタグランジンが必要以上に分泌されると、子宮が強く収縮し、痛みも強くなります。 個人差はありますが、生理痛は、生理の始まる前日から生理2日目、3日目に起こりやすいです。
生理中はどうする?
生理中は無理のない範囲でストレッチなどの軽い運動を行ったり、温かい食事や飲み物を摂ったりするなどして体を温めるようにしましょう。 また、生理中は入浴を控えているという人も多いと思いますが、立ちくらみやめまいなどの症状がなく、清潔なお湯であれば入浴することも可能です。
生理になるのはなぜ?
月経とは、子宮の内膜が子宮壁から剥がれ落ちて、血液とともに排出されることをいいます。 その際に痛み物質であるプロスタグランジンが、子宮をギューッと収縮させはがれた子宮内膜を押し出そうとするので、陣痛のような生理痛が起こるのです。