生理のときに出る経血は、妊娠に向けて成熟した子宮内膜が剥がれ落ち、血液とともに排出されたものです。 ホルモンの働きによって子宮収縮が起こることで、不要になった子宮内膜を体外へ押し出して排出します。 剥がれ落ちたばかりの子宮内膜は、ドロッとした血液の塊です。
経血 レバー なぜ?
経血は子宮の内膜がはがれて出血が起こり、一度固まった血液が酵素の働きで再び溶かされて体外へ出たものです。 通常は塊のまま出てくることはないのですが、子宮内膜が厚すぎて酵素の量が足りずに溶かしきれない場合は、レバーのような塊として出てくることがあります。
月経 出血 なぜ?
月経血は、子宮内膜がはがれ落ちたときに血管が断裂して起こります。 ですから、生理の際に流れる経血には、子宮内膜の組織が含まれています。 そのほとんどは酵素の力でサラサラの液状になっているため、塊にはなりません。 しかし、月経量が多いとそのまま血の塊として出てくることがあります。
生理 血の塊なにか?
生理時の経血は、成熟した子宮内膜が剥がれ落ちて、血液と一緒に排泄されるものです。 剥がれ落ちた瞬間の子宮内膜はドロドロした血の塊ですが、子宮内膜から分泌される酵素によって血の塊を溶かしサラサラ状態にすることで、スムーズに経血を排泄できるようにしています。
生理 少ない なぜ?
子宮内膜を増殖させる作用をもつ女性ホルモン・エストロゲンの分泌量が減少すると、子宮内膜が厚くならないために経血量が少なくなります。 また、子宮内膜を剥がす役割をもつ女性ホルモン・プロゲステロンの分泌量が減ることによっても経血量が少なくなります。