生理中は、子宮を収縮させ、はがれ落ちた子宮内膜を血液とともに「経血」として体の外に押し出す働きをする「プロスタグランジン」が分泌されます。 この分泌が多いと、子宮の収縮が過剰になって陣痛のような下腹部や腰の痛みの原因になります。
生理時の腰痛の対処法は?
それでも腰痛に悩まされる場合は、腰や下腹部をカイロなどで温めたり、温湿布を貼ったりするのも良いでしょう。 また、生理中は痛みを我慢しないで鎮痛薬を飲むことも大切です。 痛みを我慢すると身体にストレスがかかり、さらなる不調を招きかねません。 無理をしないで鎮痛薬に頼るようにしましょう。
生理前の腰痛の対処法は?
生理前の腰痛の解消法 ③月経前症候群(PMS)による症状の場合は、お風呂などで体を温めて、血行を良くするといいでしょう。 ストレスをためないように心がけ、リラックスする時間をつくることがおすすめです。 ストレッチやウォーキングなどの軽めの運動をすることで、気分転換や体がほぐれ、症状の緩和に役立ちます。
生理後半の腰の痛みは?
月経後半にはプロスタグランジンの分泌は減りますが、骨盤周辺の血液の流れが悪くなり、鈍痛や腰周辺の重さを感じやすくなります。 生理痛は、子宮内膜症や子宮筋腫、子宮腺筋症などの病気が原因になることもあり、月経困難症の場合はこれらの病気が隠されていることも考えられますので、早期の受診をお勧めします。
生理中 腰痛 何科?
婦人科または産婦人科を受診すべき症状 腰痛にともない、不正出血・性交痛・おりものの異変などの症状が現れた場合は、婦人科または産婦人科を受診しましょう。 子宮・卵巣の病気が疑われます。