生理前になると体調が悪くなることをPMS(月経前緊張症候群)といいます。 症状はさまざまで、むくみ、乳房の痛み、腹部が張った感じ、身体のだるさ、眠気、食欲の増加、頭痛、肩こり、イライラする、気分が落ち込む、涙もろくなる、便秘になる、など人によってさまざまです。
何となく気持ち悪い 生理前?
生理前に吐き気がある 生理前に気持ち悪くなり、吐き気をもよおす方もいます。 この吐き気の原因も、プロスタグランジンの分泌によるものとされています。 プロスタグランジンが子宮を収縮させる働きがあることは、ご説明しましたが、このプロスタグランジンの過剰な分泌は、他の臓器にも影響を及ぼしてしまい、筋肉までも収縮させます。
生理前の寒気 いつから?
代表的な症状としては、生理予定日の一週間前頃に、突然訪れる眠気や、歩くのが辛いほどの倦怠感です。 また、風邪をひいたときのような頭痛や寒気を感じることもあります。 これは、妊娠状態を維持するために分泌される黄体ホルモンの影響によるものです。
生理前の胸の張りはいつから?
プロゲステロンの水分を溜め込む作用はやや遅れて現れるため、生理の3~4日前に胸の張りや痛みを感じ始める方が多いです。 プロゲステロンの分泌量が減ると、子宮内膜や乳腺は水分を保持できなくなります。
生理前のだるさ いつから?
月経の前になると、理由もなくイライラしたり落ち込んだり、体がだるく感じたりする女性は案外多いもの。 これは月経開始の3~10日前の「黄体期」と呼ばれる期間に表れる精神的、身体的症状で、「月経前症候群(Premenstrual syndrome/PMS)」と呼ばれています。