一方、生理の出血による血液の色は、赤から暗赤色であることが多くなっています。 さらに生理では、血液の塊が出ることがありますが、着床出血では血の塊が出ることはありません。 つまり、着床出血の色は、ピンク色から鮮血の色である真っ赤、時間が経った血液の色である茶色をしているなど、さまざまな色味を呈するといえるでしょう。
着床出血と生理の見分け方は?
生理の経血の場合は赤から暗赤色ということが多いようです。 着床出血の場合は、生理の経血よりも少量であることが多いようです。 期間も1~2日程度と短く、長くても4日ほどです。 また生理では血の塊が出ることがありますが、着床出血では血の塊が出ないことも目安の一つとなります。
着床出血はいつごろ?
生理予定日の2~3日前後で見られることが多いです。 着床出血は、着床開始~着床が完了する期間(生理予定日前後)に起こります。 ※以上の日数は生理周期が28日の場合の目安です。
着床出血 何割の人?
受精卵は子宮内膜の根を張るように着床します。 このときに、子宮を傷つけて少量の出血(=着床出血)が出ることがあります。 着床出血は、全妊娠の8~25%程度に起こるとされています。 経産婦の方に多い傾向があります。
着床出血の量は?
着床出血の量は月経の時の経血量より少ないことが多いです。 色は薄いピンクや茶色ですが、人によっては月経と区別がつかないような真っ赤な血液が出ることがあります。 おりものに血液が混じる軽度のこともよくあります。 期間については通常1〜2日程度、長引く方でも3〜4日前後と、月経より早く収まるのが特徴です。