胸痛・背部痛 がんが食道の壁を貫いて外に出て、周りの肺や背骨、大動脈を圧迫するようになると、胸の奥や背中に痛みを感じるようになります。 これらの症状は、肺や心臓などの病気でもみられますが、肺や心臓の検査だけでなく、食道も検査してもらうよう医師に相談してください。
食道癌 どの辺が痛む？
がんが進行して食道の壁を越えて、周囲にある肺・背骨・大動脈などに広がっていくと、胸の奥や背中に痛みを感じるようになります。 また、食道がんが気管や気管支などに及ぶとその刺激によって咳が出ることがあります。
食道癌になるとどういう症状になる？
食道がんは、初期には自覚症状がないことがほとんどです。 早期発見の機会としては、検診や人間ドックの際の、内視鏡検査や上部消化管造影検査（バリウム食道透視検査）があります。 がんが進行するにつれて、飲食時の胸の違和感、飲食物がつかえる感じ、体重減少、胸や背中の痛み、咳、声のかすれなどの症状が出ます。
食道癌症状 何科？
症状診療科食道がん消化器・肝臓内科 消化器外科食道アカラシア消化器・肝臓内科 消化器外科食道炎呼吸器内科食道真菌症呼吸器内科
食道癌 嚥下障害 なぜ？
食道がんの手術では、食道と胃の機能が失われ、嚥下障害が起こり誤嚥しやすくなります。 縫合不全（ほうごうふぜん：食道と胃のつなぎ目がくっつききらにこと）、吻合部狭窄（ふんごうぶきょうさく：食道と胃のつなぎ目が狭くなること）、声帯の神経麻痺なども原因になります。
