つまりは、身体の水分が空気中に移動できる空きスペースがある状態なので、汗が液体→気体へ変化しやすく、身体が冷やされ、涼しく感じます。 一方、湿度が高い=空気中の水分が多い状態のため、身体の水分が空気中に移動できるスペースがなく、熱の変化がないため、暑く感じます。
体感温度 湿度 なぜ?
湿度が高いと微量の汗が蒸発しにくく、体温が気化熱によって下がるという効果が生まれにくくなります。 だから人は湿度が高いと暑いと感じ、湿度が低いと気持ちいいと感じるというわけです。
湿度が高いのはなぜ?
日本の夏の湿度が高い理由は、太平洋高気圧の影響とのこと。 本来、日本は西から東へ吹く偏西風のエリアで、偏西風が山脈にぶつかり雨を降らし、山を越えた風は水分が減ってカラッとした風を吹かします。 これが冬、関東地方の湿度が低くなる理由で、このままであれば夏もカラッとしているはずなのですが…
湿度80%ってどんな感じ?
春といえども湿度が80パーセントまであるとジメジメ感じてしまいます。 梅雨などもあり、気温が上がる夏では湿度80パーセントはかなり蒸し暑く感じます。 実際、カビが生えやすい湿度でもあります。 夏の湿度80パーセントは不快指数がかなり高くなります。
人はなぜ暑さを感じるのか?
体の中で発する熱や受ける熱が、放散する熱より多くなると体温が上昇してしまい、人は「暑い」と感じるようになります。 ただし、気温が一定以上になると、体温が上昇しなくても暑いと感じ始めます。