夕暮れの柿の深くて豊かな柿色を苦心の末再現した柿右衛門の赤絵は大いに世界を驚かせ、日本の磁器が世界に輸出されることになった陶工柿右衛門の赤絵磁器にちなんで、オレンジを認知症のシンボルカラーとして「日本から世界に発信していこう」ということから、9月21日の世界アルツハイマ-デーに日本各所でオレンジのライトアップが開催され .
認知症はなぜオレンジ?
「オレンジプラン」のオレンジは、国が進めているキャンペーンである「認知症サポーター」となった人が手首につけるオレンジ色のリングに由来するとのことです。 こちらはオレンジリングの色についての説明です。 『「柿色」をしたオレンジリングは、認知症サポーターの目印です。
アルツハイマー型認知症 いつから?
60代以上で年齢が高くなるほど多くみられるようになりますが、40~50代など若い世代で発症する若年性アルツハイマー病も存在します。 若い世代の発症の場合、近親者にアルツハイマー病がみられるなど、遺伝性が推測されますが、高齢発症の場合は遺伝との関連性は薄いとされています。
アルツハイマーは遺伝しますか?
「家族性アルツハイマー病」は認知症の原因疾患の一つですが、発症年齢が早く20歳代後半~50歳代に発症しやすいといわれています。 また、この病気には遺伝性があることがわかっており、両親のどちらかが家族性アルツハイマー病であると、その子供は50%の確率でアルツハイマー型認知症になると考えられています。
アルツハイマーと認知症の違いは何?
アルツハイマー病というのは、認知症の原因疾患の一つです。 一方、認知症は病気ではなく、病気によって引き起こされる症状のことです。 認知機能の低下により、社会生活や日常生活に支障を来した状態です。 アルツハイマー病は、脳にアミロイドβというタンパク質の蓄積が原因で、認知機能の低下を引き起こす病気です。