○食事摂取基準は、健康増進法第30条の2に基づき、厚生労働大臣が、生涯にわたる国民の 栄養摂取の改善に向けた自主的な努力を促進するため、 国民健康・栄養調査その他の健康 の保持増進に関する調査及び研究の成果を分析し、その分析の結果を踏まえ、食事による栄 養摂取量の基準として定めている。
食事摂取基準とはなにか?
策定の目的 食事摂取基準は、健康な個人または集団を対象として、国民の健康の維持・増進、エネルギー・栄養素欠乏症の予防、生活習慣病の予防、過剰摂取による健康障害の予防を目的とし、エネルギー及び各栄養素の摂取量の基準を示すものである。
食事摂取基準2020の概要は?
日本人の食事摂取基準(2020年版)は,高齢化の進展や糖尿病等有病者数の増加等を踏まえ,2013 (平成25)年度に開始した「健康日本21(第二次)」において,主要な生活習慣病の発症予防と重症化予 防の徹底を図るとともに,社会生活を営むために必要な機能の維持及び向上を図ること等が基本的方向 として掲げられていることから ...
食事摂取基準は何年ごと?
食事摂取基準は、健康の保持増進、生活習慣病の予防を目的として、エネルギー及び各栄養素の摂取量について1日当たりの基準を示したものであり、5年ごとに改定を行っています。
食事摂取基準の充足率は?
「推定平均必要量」:50%の人が必要量を満たす量(50%が欠乏、50%が充足)で、科学的に根拠があるもの。 「推奨量」:ほとんどの人が必要量を満たす量(97.5%が充足)。 「目安量」:特定の集団において不足状態を示す人がほとんどいない量。