日本麻酔科学会の術前絶飲食ガイドラインは「経口補水液などの清澄水は手術室に入る2時間前まで飲める」としています。 妊婦や胃の手術を受けた人など、誤嚥(ごえん)の恐れのある場合はこれまで通り「6時間以上の絶飲食」を原則としていますが、それでも患者の満足度はかなり高くなっています。
術前 飲水 いつまで?
絶飲食の時間は、食事は8時間、軽食や 人工乳は6時間、母乳は4時間、水やお茶は 2時間以上と麻酔のガイドラインに記載 されています。
手術前 水 何時間前?
気管挿管を伴う場合も、麻酔開始2時間前までは、むしろ糖質を含む清澄水の飲用が勧められます。 ERASプロトコールでは、手術前日夜に糖濃度12.5%の清澄水(PreOpR)を800mL、手術当日の術前2時間前までに400mLを飲用させることが推奨されています。
手術前 水飲めない なぜ?
それではなぜ手術前にご飯を食べたり、飲み物を飲んだりしてはいけないのでしょうか。 それは、全身麻酔に伴う『誤嚥性肺炎』を予防するためなのです。
静脈麻酔 水分 何時間前?
絶飲絶食:食事と飲水は処置の4時間までに済ませて下さい。 絶飲絶食の時間帯と常用薬を飲む時間帯が重なる場合は、処置2時間前までに、少量の水で服用して下 さい。