手術後腹帯とは 名前のとおり、手術後に腹部に巻く帯状の布のことです。 病院・産院によって異なりますが、帝王切開や婦人科手術・開腹手術の際、一般的には退院後約1ヶ月程度は術後腹帯の着用を推奨されています。
産後の腹帯 いつまで?
産後3ヶ月頃まで着用するママもいる 産後は、出産によって開いた骨盤を矯正するために腹帯が役立ちます。 骨盤は、すぐに元に戻るわけではなく、出産してもしばらく開いたままです。 骨盤が妊娠前の状態に戻るまでは、3ヶ月程度かかるのが一般的。 そのため、産後3ヶ月程度は、骨盤矯正のために腹帯を巻くママが多いようです。
腹帯 なんのため 術後?
腹帯とは、「創部を広範囲に支えることで創部からの出血、滲出液の防止、ガーゼの固定や創痛、不快感を和らげ、患者の離床を容易にするために用いる」(看護大事典)とある。 従来より多くの病院で、開腹手術の術後には腹帯を使用することが習慣となっており、当院でも開腹手術を予定している患者には腹帯購入の説明を行ってきた。
開腹手術後 腹帯 なぜ?
術後疼痛緩和目的で使用する腹帯の意義について 歩行時というのは腹筋に力が入るため術後の疼痛は増加しますが、腹帯の装着の有無で疼痛の出現変化に変わりはなく、有意差は認めないとの結果でした。 このことからも、腹帯を装着することで疼痛緩和されるという効果は無いよう感じます。
腹腔鏡手術 ガス いつ抜ける?
全摘術、核出術にかかわらず、腹腔鏡で手術をされた場合、おなかに注入した炭酸ガスが貯留するため、術後2、3日は肩のあたりが痛いことがありますが、それも自然に消えていきます。 炭酸ガスは、1週間以内に吸収されるのが普通です。 また、術後に発熱することがありますが、2、3日で熱が下がれば心配はいりません。