硬膜外麻酔の場合は、術後は通常麻酔薬を持続注入していますので、麻酔領域に感覚の鈍い感じがしたり、四肢に力が入りにくいことがあります。 持続注入を止めれば、2~3時間以内に麻酔効果は切れます。 神経ブロックは状況によりますが、概ね3時間~10時間くらい効果が持続します。
全身麻酔 副作用 いつまで続く?
全身麻酔のあと起こりえること ① のどの痛み:呼吸用チューブの刺激により、のどの痛み(風邪をひいたと きのイガイガした感じ)が生じることがあります。 通常、2〜3 日で自然に 回復します。
術後の麻酔の影響は?
軽微ですが頻度の高い全身麻酔後の合併症として、吐き気、嘔吐、頭痛、寒気による震えがあります。 また、全身麻酔では人工呼吸が必要となりますので、口唇、歯牙の損傷、喉の違和感、嗄声も起こりえます。
全身麻酔 ふらつき いつまで?
麻酔からの醒め:通常、ふらつきや倦怠感は麻酔後5時間程度ですが、てんかんの薬や精神安定剤を飲んでいる場合、眠気やだるさが長引きがちです。 個人差もあります。 悪心・嘔吐:麻酔剤の作用で麻酔後5時間くらい吐き気や嘔吐、食欲低下がみられることがあります。
腰椎麻酔 副作用 いつまで?
脊髄くも膜下麻酔では硬膜に針を入れますが、脳脊髄液がこの穴から漏れ、脳圧が低下し、激しい頭痛が起こることがあります。 発生頻度は約0.5%(170~200人に1人)程度で、特別な治療をしなくても1週間程度で治まります。