今回は、リンパ浮腫の中でも最も多く見られるがん治療後の二次性リンパ浮腫についてお話しします。 乳がんや子宮がん、卵巣がんをはじめとするがんの手術においては、がん .
術後 リンパ浮腫 いつ?
骨盤リンパ節郭清術後にリ ンパ浮腫が発生する頻度は、約17%です。 術後に放射線照射 も追加すると、さらに発生頻度が高くなります。 今述べたリン パ浮腫とは別に、多くの場合手術後7~10日後くらいに下腹部 や大腿部、陰部に一時的にリンパ浮腫が出現します。
リンパ浮腫 いつまで?
2.リンパ浮腫はいつ生じますか? 多くの場合、手術または放射線療法後1年以内に現われますが、忘れた頃に生じることもあります。 一時的な場合もあれば、生涯続く場合もあります。
リンパ浮腫の発症時期は?
発症時期には個人差があり、手術後1年くらいで発症することもあれば、10年以上経過してから発症することもあります。 リンパ浮腫は、がんの治療を受けた全ての患者さんが発症するわけではありませんが、一度発症すると治りにくいという特徴があります。
リンパ浮腫の初期症状は?
リンパ浮腫の初期自覚症状重い感じがするだるく疲れやすい腫れぼったい、むくみを感じる腕や脚が動かしにくいしわが目立たなくなった静脈の見え方に左右差がある皮膚が張ってつまみにくい痛みやしびれがある