内出血が起こった場合、術後1週間くらいで青紫色から黄色に変化していきながら、さらに1週間ほどかけて徐々に吸収されていきます。 術後1カ月ぐらいは何らかの症状が残る場合が多いので、大切な行事や写真を撮る機会がある方は手術日程を決める際にご相談ください。
術後 内出血 なぜ?
生じる理由として(1)血管内の静脈圧(2)血管外の組織との圧力(3)血液自体の性質等が関係します。 従いまして静脈圧の強い男性や、採血後の圧迫する時間が少なかった人などに生じやすくなります。 内出血斑や腫れは、必ず1~2週間前後には消失しますので、自然経過で様子をみてください。 また、入浴も問題ありません。
手術後の内出血は?
手術後2日間でテープに血が滲んできます。 これは、糸がほどけて傷が開いてしまったわけではなく、縫った隙間から滲み出ているだけなのでとくに問題ありません。 また、傷のまわりにあざ(内出血)が出てきます。 ぶつけたりした時にできるあざと同じで、2~3週間ほどで内出血は体に吸収されて消えていきますので安心してください。
手術後 傷口 いつまで?
手術の傷は3カ月ほどで完全にくっつき、次第に目立たなくなります 手術による傷は、ケガややけどなどと同じく、一定の段階を経て治癒へと向かいます。 最初の数日間は、傷が赤く腫れて痛んだり熱をもったりする“炎症反応”が起きます。 これは、細菌などの感染から傷口を防御するための反応です。
手術の傷の痛み いつまで?
(1)手術後の傷の痛みは、多くの場合、次第に和らいできますが、慢性的な痛みが、数ヶ月以上、あるいは何年も続くこともあります。 (2)手術後少なくとも3ヶ月持続する痛みを『遷延性術後痛(CPSP)』といいます。