Qいつ頃から浮腫の症状がみられるのでしょうか? A抗がん剤、特にドセタキセルによる浮腫は投与を重ねるほど起こりやすく、3 サイクル目以降に起こることが多いとされています。 一方、術後リンパ浮腫の発症は個人差が大きく、手術直後の場合もあれば、10 年以上経ってから発症する場合もあると言われています。
抗がん剤の浮腫いつまで?
むくみは体の中に余分な水分がたまっている状態です。 このむくみは、投与が終了してから数ヶ月以内に回復していきます。 また利尿剤を服用することで回復することもあります。
抗がん剤後のむくみは?
なかでも、乳がん、子宮がん、前立腺がんなどの手術でリンパ節を取り除いたり、放射線治療や抗がん剤治療によってリンパの流れが悪くなり、腕や足がむくむことがあります。 このむくみをリンパ浮腫といい、がん治療の後遺症のひとつです。
抗がん剤 むくみ なぜ?
タキソテールは微小管阻害薬に分類される抗がん薬。 微小管の働きをブロックする過程で、毛細血管壁に隙間ができ、通常は透過しない大きい分子まで血管外へ漏れ出るようになり、その結果、手足や顔などがむくむのです。
抗がん剤の副作用はいつごろから?
細胞障害性抗がん薬の副作用には、治療直後にあらわれるアレルギー反応や、治療から1~2週間程度の期間にみられる吐き気や食欲低下、だるさ、口内炎、下痢などの症状の他、2週間以降からみられる脱毛や手足のしびれ、皮膚の異常(色素沈着や乾燥など)など、症状が出てくる時期がある程度一定しています。