手術後は麻酔の影響や傷の痛みで呼吸が浅くなり、痰がたまりやすくなりま す。 痰がたまると肺炎の原因となるため、きちんと痰を出す必要があります。 深呼吸を数回行い、息を吐く時に手で創部を押さえ、小さな咳を数回して最後 に大きな咳をすると痰を出しやすくなります。 11 окт. 2017 г.
術後痰が出るのはなぜ?
・ 麻酔や安静に寝ていることは肺容量の減少を まねき、気道を閉塞しやすくします。 また、 麻酔をかけたとき肺に酸素を送る管を口から 入れることで、気管支に刺激を与え、痰が溜 まりやすくなります。 痰はさらに細かな気管 支を詰まらせ、肺が縮んだ状態に陥る可能性 があります。
術後 痰 なぜ 看護?
手術後の患者さんは、創部の疼痛があることで、呼吸が浅くなったり、咳嗽による痰の喀出ができなくなり、無気肺を起こしやすくなります。 そのため、術後は疼痛コントロールをして、患者の苦痛を軽減し、腹式呼吸や痰の喀出を促していく必要があります。 横隔膜の動きを促進するためにも、早期離床を促すようにしましょう。
全身麻酔 分泌物増加 なぜ?
麻酔下にあるため、呼吸は人工呼吸器により管理されます。 その際に使用する挿管チューブが気管を刺激したり部分的に傷をつけるため、気管内に分泌物が増加します。 増加した分泌物は、喀出されず貯留し気管を閉塞させます。
術後 無気肺 なぜ?
○術後も通常24~48時間は安静臥床となること,また,創部痛などで咳嗽が抑制されることから,気管内分泌物の体外への喀出が妨げられます. これらによって気管内分泌物が肺胞腔内に貯留すると無気肺になってしまいます. 無気肺は術後3日以内に発症することが多いといわれています.