1. 気泡アラームが鳴った場合は、薬液の残量が空になっていたり、セット部分のチューブ変形が考えられる。 2. 閉塞アラームが鳴った場合は、まず輸液ポンプから輸液ラインを外す。
輸液ポンプ どんな患者?
輸液ポンプの目的・適応 集中治療期にある患者、高齢者、心疾患患者、乳幼児など、出納バランスに応じてコントロールしないと、容易に全身状態の悪化につながる可能性がある患者さんに使用します。 シリンジポンプを使用した微量点滴を側管から行うときは、微量点滴の投与速度に影響を与えます。 一定速度を保つため使用します。
点滴 空気が入るとどうなる?
処理できないくらいの『空気』が入ると、空気塞栓という状態になります。 空気が心臓の右心系に入り、肺動脈へと流れますが、肺動脈で空気塞栓の状態となり、肺胞毛細血管まで血液が行かなくなります。 その結果、肺胞でのガス交換ができなくなり、最悪の場合は急性循環障害で死亡することもあります。
輸液ポンプ どういう時に使う?
輸液ポンプとは、設定した時間あたりの流量で持続的に輸液や薬剤投与をコントロールすることができる医療機器のことである。 正確な投与量の管理が必要な患者や心不全の患者、高齢者、小児などで使用される。
点滴 速度 早いとどうなる?
注入速度が速すぎると、尿量の増加、動悸などが起こり、呼吸・循環器への負荷が進むと呼吸困難、浮腫、血圧低下などの心不全症状をひき起こす場合もあります。 反対に注入速度が遅すぎると、必要量に達するまで口渇(こうかつ)、尿量の減少、発熱、意識レベルの低下といった脱水症状を起こすこともあります。