慢性的な睡眠不足は日中の眠気や意欲低下・記憶力減退など精神機能の低下を引き起こすだけではなく、体内のホルモン分泌や自律神経機能にも大きな影響を及ぼすことが知られています。
最低でも何時間睡眠?
10歳までは8~9時間必要ですが、成人になると7~8時間、中年では約6.5時間、65歳では約6時間と、徐々に必要な睡眠時間は短くなります。 これは、年齢に伴う体内時計の変化や、生体機能による睡眠リズムや質の変化に伴うものです。
睡眠時間が足りないとどうなるか?
寝不足になると日中に眠くなるだけでなく、頭がぼーっとしたり、疲れを感じたりします。 また、睡眠不足によって脳が酸欠状態を解消できずに頭痛がしたり、体の機能が低下することで吐き気やめまいが起こったりとさまざまな症状が起こります。
寝不足 どれくらいから?
まず意識して、頭がすっきりして非常に快活に1日を過ごせる睡眠時間を見つけてください。 その睡眠時間が基準になります。 それよりも2時間以上足りない状態が2日以上続くと、人は睡眠不足の症状が出てきます。
人間は何時間寝ればいいのか?
適切な睡眠時間とは 適切な睡眠時間については、いろいろな研究結果から、6~8時間が目安といわれています。 しかし、一人一人の体質や生活内容で大きく異なるため、自然に眠れて、日中眠くて困ることがない程度の時間を目安にするのがよいでしょう。