海や川等での水難事故の原因は、 ・泳いで深みや急流に流される (向こう岸まで泳いでやろう) ・ウォータースポーツ (いいところを見せてやろう) ・危険な場所での魚釣り (大事な竿は離さないぞ) 等々であり、様々なところに危険が潜んでいます。 平成22年と比較して 年々減少しています。
川 死亡事故 なぜ?
川の流心部は水が急に冷たくなっていることがあります。 体は体温を保とうとするので、水中で体力が急速に奪われていきます。 これが力尽きて溺れる原因の1つになります。 また、冷えにより足がつることもあります。
水難事故 お盆 なぜ?
お盆は土用波や離岸流が発生しやすく水難事故が起こりやすいため、海に入るのは危険だと昔からいわれてきました。 また、お盆には先祖の精霊があの世からこの世に戻ってくるので、海に入ると霊に導かれてしまうなどといった心霊的理由もいくつかあります。
水難事故 なぜなくならない?
なくならない水難事故 過去10年間の水難者数、死亡者・行方不明者数はほぼ横ばいです。 50年程前に比べると半数までに減少していますが、その理由は、昔ほど川に近づかなくなったからと見られています。 近年の死者・行方不明者の割合を場所別に見てみましょう。 全体では半数以上が海での事故です。
水なん事故?
水難の約半数は死亡事故に! 令和3年(2021年)に全国で発生した水難は1,395件、水難に遭った人の数は1,625人に上っています。 そのうち744人が亡くなったり行方不明となったりしています。 いったん事故が起きると、命にかかわる重大事故になる可能性が非常に高いのが、水難の特徴だといえます。