口の中に水が浸入すると、刺激からの防御反応として、水が入らないように「息こらえ」が起こります。 ところが「息こらえ」も1分程度しか持続できず、気道内に水が浸入し、咳反射が起こり、嘔吐や誤嚥をし、無呼吸から、さらに水が浸入し、肺に損傷をきたします。 15 июл. 2018 г.
溺死 なぜ?
1つは泳いでいて何らかのアクシデントによって気道内に水を吸入 し、正常な呼吸を行うことができなくなり、空気を求めながら死に至るもの (溺死)。 もう1つは酸素飢餓感がなく、空気を求めて“もがく”こと無く、周 りに気づかれずに、静かに絶命してしまうものである。
なぜ溺れるの?
酔っ払うと千鳥足になる人がいますが、当然水の中でも平衡感覚が失われて体が思うように動かなくなるのが溺れる直接の原因になります。 水による体温低下はさらに動きの麻痺を加速させます。 運動能力の低下により、これまで挙げてきた溺れる要因のすべてが起こりやすくなるといっても過言ではありません。
溺水 なぜ?
溺水は、水中で窒息したり、呼吸が妨げられたりしたときに起こります。 溺水中は、体内の酸素が枯渇することで、特に肺や脳などの臓器に損傷が生じます。 患者を診察する医師は、酸素の欠乏や溺水でしばしばみられる異常(飛び込んだ際に生じる脊椎損傷など)がないか評価します。
泳げるのになぜ溺れる?
水泳中に息継ぎのタイミングを誤るなど、何らかの原因で耳管(鼻と中耳を結ぶ細い管)の中に水が入ってしまうことがあります。 そうすると、鼻に水の「栓」が生じます。 加えて、水を飲み込もうとする運動(嚥下運動)などによって、この水の栓はピストン運動を起こします。