水溶性食物繊維水溶性食物繊維は、水に溶けることでドロドロのジェル状に変化します。 ドロドロのジェル状になった食物繊維は小腸、大腸内に張りついて糖質やコレステロールなどの栄養素の吸収をゆっくりにする作用があります。 また、体外に排出する作用もあるため、高血圧、糖尿病や脂質異常症の予防に効果があります。
水溶性食物繊維の多い食べ物は何?
水溶性食物繊維が多い食材には、納豆、インゲン豆、きな粉などの豆類やごぼう、かぼちゃなど根菜類やイモ類、海藻類、果物などがある。 中でもおすすめは、干しそば、ライ麦パン、玄米など主食になる食材である。 白米を大麦、玄米入りのご飯に変える、パンは全粒粉パン、ライ麦パンに変えるだけでも食物繊維の摂取量を増やすことができる。
水溶性繊維の食べ物は?
ペクチン熟した果物、芋類、(キャベツ・大根などの)野菜類アルギン酸こんぶやわかめなどの海藻類等ガム質大豆や大麦・ライ麦等の麦類グルコマンナンこんにゃく等(市販のこんにゃくは不溶性です)
水溶性食物繊維の役割は?
水溶性食物繊維は、水に溶けやすく、水に溶けるとゼリー状になります。 小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。 また、コレステロールを吸着し体外に排出することで血中のコレステロール値も低下させます。 さらに、ナトリウムを排出する効果もあるので、高血圧を予防する効果もあります。
バナナは水溶性食物繊維ですか?
バナナに含まれる食物繊維の種類は 生の状態のバナナには1.1gの食物繊維が含まれていますが、そのうち1.0gが不溶性食物繊維、0.1gが水溶性食物繊維です。 乾燥した状態でも7.0gのうち5.0gが不溶性食物繊維、2.0gが水溶性食物繊維です。 つまり、バナナの食物繊維の多くが不溶性食物繊維なのです。