一方、厚生労働省令では「妊娠12週(4カ月)以降の亡くなった赤ちゃんの出産」を死産と定義しており、2016年には2万934件あった(厚生労働省人口動態統計)。 出生数が97万6978件ということを考えると、50人に1人以上の割合だ。 28 мар. 2018 г.
死産の割合は?
死産数は2万8182胎で、前年の2万9313胎より1131胎減少し、死産率(出産(出生+死産)千対)は25.2で、前年の26.2を下回った。 死産率のうち、自然死産率は11.3で、前年の11.7を下回った。 人工死産率は13.9で、前年の14.5を下回っており、低下幅は自然死産率より大きい。
死産 何週が多い?
分娩時妊娠週数 妊娠22~23週、24~27週、28~31週、32~36週および37週以降における死産率を算出した結果、早い妊娠週数ほど顕著に死産傾向が高いことがわかりました(表2)。 同様の傾向が人口動態調査でも得られています。
何人に1人 流産?
胎児心拍が見えない状態での流産率は一般的に約15-18%前後(8人に1人程度)とされていますが、胎児心拍が見えた後での流産率は約2−3%と大幅に低下するため、今後開始される妊婦健診に一定の目途がつき、安心できる状態になります。
胎児死亡の原因は?
胎児死亡の原因はさまざまなものが考えられますが、胎児の異常(胎児水腫、先天奇形、染色体異常、感染など)、母体の異常(全身性疾患、妊娠中毒症など)、付属物の異常(臍帯の異常、胎盤の異常、羊水の異常など)が関与しているものと思われます。